三十半ばを過ぎてようやく日本社会の事や政治に関心をもちはじめ、原発の勉強会やデモ、票を入れたい人が殆ど無いけど一応選挙にも行くようになり、四十代の今は仕事、ライフワークの傍ら町会やPTAなどを通して地域に関わりつつ、関心ある社会問題の勉強会には行くようにしています。
そんな中で今年7月の「 ちょっと待って!その水道の民営化。。」の講演会で初めて知ったAMネット。当日すぐに「 何かお手伝いさせてください」と名乗り出ました。たまにある、支持母体の特色や、どこかの党の匂いがすると私は嫌ですぐに引いちゃうのですが、AMネットはやっている内容はしっかりしているのに、人も関わりもとてもソフトで活動もクリアな感じで、出会えてよかったとつくづく思います。本筋も二次会も意義深くて楽しいです。今後ともよろしくお願いいたします!
プロフィール:ひの るりこ/ 介護職。 NPO法人日本麻協会副理事長。
TPPは、無くなっていない。終わっていない。米国のTPP離脱表明後も、米国を除く11ヵ国で新しい国際約束の枠組み「TPP11」を
早期に発効させるための交渉が、今も進められている。
ヴェトナムで開かれていたTPP11閣僚会議はとりあえず20項目の効力を凍結して“大筋合意”し、
米抜きの 「TPP11」を早期に発足させようとしている。7月には日欧EPA(経済連携協定)も“大筋合意”、
RCEPの早期妥結も視野にいれたグローバリゼーションの波が、次から次へと押し寄せている。
いずれも、TPPをベースとして、TPPのかたちを変えて、生き延びさせようとしている。1989年に閣僚会議として発足し、
クリントン政権下で首脳会議に格上げされ、現在にいたっているAPEC。当初よりAPECの動き・方向を、
市民目線で継続して批判的にモニターしつづけているAMネットを、私は当初から応援しています。(2017年11月13日記)
プロフィール:いけずみ よしのり/
愛知県日進市在住/ TPP交渉差止「違憲訴訟の会」代表/元立教大学大学院キリスト教学研究科特任教員/
元「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表
※写真版元 あいち医師・歯科医師九条の会」
国内で中山間地域の地域づくりに従事していると、グローバルな視点を見失ってしまうことも往々にしてあります。
AMネットの取り組みは、そんなときにより大きな課題と中山間地域の現場とのつながりを認識させてくれる貴重な存在です。
また、「地域と世界がつながるフォーラム」のように、AMネットに関係する多様な団体、個人が集まり、
ネットワークを作る機会も、これからの展望が見えにくくなっている地域社会にとっては、重要な取り組みだと感じています。
このような場が、ますます多くなっていくことを期待しますし、長岡からも参画できればと思っています。
プロフィール:えのもと じゅん/ 現在、新潟県長岡市で、公益財団法人 山の暮らし再生機構職員として、中山間地域の地域づくりに携わっている。NPO法人泉京・垂井 元事務局長。
私とAMネットとの出会いは、日本で世界水フォーラムが開催された2003年頃。当時はごりごりの水道民営化大合唱が行われていました。
このままでは、東京の水道が民営化される。
そんな危機感から仲間を募って勉強会を立ち上げ、水フォーラムにも参加しました。その頃、AMネットの学習会にも参加し、
民営化が招いた水質悪化や料金値上げの実態を学び、水と下水道へのアクセスが基本的人権であることを確信しました。
AMネットの活動が、着実に民営化の流れを押し返しています。頑張ろうAMネット!
プロフィール:くにや たけし/ 1983年東京都水道局に入局。全水道東水労に加入し、水問題にかかわる。職場、本部役員を経て現在は都労連書記次長。
所謂「大阪都構想」の住民投票実施が決まり「歴史と文化と市民生活を 守る大阪市をなくしては、大阪の発展はない」と反対運動を始めました。 と同時に、市民として、大阪市のことをもっと知って、もっと考えなけ ればならないと思い、有志で大阪市や公共の役割を学ぶということをス タート。その一つの大きなテーマである水道について、学ぼうとしたと きにAMネットを知りました。AMネットのことを知れば知るほど、その 深く広い活動に驚かされます。特定の政党と組しない市民の自発的な活 動団体であることが素晴らしく、特定のリーダーの思考に引っ張られる のではなく、運営も非常に民主的に行われていることが、特筆的です。 視野は国内に限らず、世界からの情報を取り入れ、市民のみならず、学 者や政治家まで積極的に協働されている素晴らしい団体だと思います。
プロフィール:なかの まさし/ 大阪市の中小企業の三代目。大阪都構想が提案され、市民の活動の大切さに目覚める。 ロンドンビジネススクール卒(MBA)。 大阪を知り・考える会 世話人、大阪メンズアパレル工業組合理事長、谷町既製服協同組合理事長。
大阪市立自然史博物館で、友の会やミュージアムショップを運営するNPOに所属しています。
この博物館は、終戦後、焼け野原だった大阪に自然科学教育の拠点をと願った市民によって作られました。
館長と学芸員が採用されていたものの、当時は専用の建物はなく、市立美術館の廊下に展示キャビネットを並べて開館を宣言。
ないないづくしの施設を「博物館後援会(のちの友の会)」として多くの市民が有志で支え、現在まで続いています。
AMネットには4年ほど前、ある勉強会がきっかけで会員になりました。公共機関だからとか、利用者だからという前提を超えて、
足りないところは補い、アイデアを出し、良いものに進化させていくという博物館のあり方のように、
社会をちょっとよくする人になれたらと思って参加しています。
プロフィール:にしざわ まきこ/ 千葉県生まれ。大阪市立自然史博物館を中心に大学や博物館のコレクション整理や標本制作に関わる。 2003年、標本制作ボランティア「なにわホネホネ団」を結成。大阪市立自然史博物館友の会評議員、NPO法人大阪自然史センタ―職員。