水と人権

食と農
生きるものすべてに必要な水。世界中で水危機が叫ばれています。例えば公営水道が民営化され、巨大多国籍企業によって水資源が営利本位に利用された結果、安価で安全な水が手に入らず更なる貧困にもつながっています。AMネットの会報誌「LIM」にのせた記事から抜粋します。

「グローバル市民水フォーラム 
〜水の公共性について多角的に考える〜」開催報告2012.02

2011年大阪市立難波市民学習センターにて「グローバル市民水フォーラム」が開かれました。水ビジネスをグローバルに展開するという日本政府の成長戦略は幻想ではないか、水ビジネスがその地域に住む人々にとって本当にプラスになるのか。

ジャカルタ水道調査2
民間水道事業者へのインタビュー 〜 2011.08

PALYJAは1998年よりジャカルタ西部地区で水道事業を運営している民間会社です。もともとはフランスに本部を置くスエズという水企業の子会社でしたが、その後の株式売却により現在はインドネシア国内の企業が大株主となっています。

ジャカルタ水道調査
住民へのインタビューを通して 〜 2011.07

2011年2月16日から19日にかけて、インドネシア・ ジャカルタ州の水道事業実地調査を実施しました。水問題に取り組む世界各国のNGOが集まる 「Reclaiming Public Water」(公共の水を取り戻す)ネットワークで活動する中で出会ったインドネシアの NGO「アムルタ・インスティテュート」のニラ・アーディアニー氏の協力により実現しました。

水道が民営であるか公営であるかどうかにかかわらず、『 水は人権 』という認識のもと、大阪市の水道民営化問題について大阪市水道労組と協働しています。