APECモニターNGOネットワーク連続セミナー(共催:世界水フォーラム市民ネットワーク)
水に学び、水と生きる---水の自由化にNO!---
1. シンポジウム・「21世紀の川とのつき合い方」
だれのためのダムなの? ダムを拒否する側、ダムと生きる側
2002/1/26(土)同志社大学今出川キャンパス 講武館 1階105教室
(京都地下鉄・今出川駅下車すぐ。京阪・出町柳駅下車西へ徒歩15分)
2. うまい水がうまい作物を育てる ---農業の基本は水---
2002/2/6(水)19:00〜21:00 エル大阪
(大阪地下鉄・天満橋または京阪・天満橋 下車)
参加費 500円(AMネット・世界水フォーラム市民ネットワーク会員:無料)
三野 徹さん (京都大学大学院・農学研究科 水環境工学研究室)
名水のあるところには名酒ありといわれます。良い水が農業を支えています。農業の発展は水利用の近代化と共に歩んできました。利用可能な水資源の65%は農業用水として、使われています。水と農の深い関わりを今一度見直してみます。
3. 水の来る道・水が去る道・その先で何が起きている
2002/2/20(水)19:00〜21:00 エル大阪
(大阪地下鉄・天満橋または京阪・天満橋 下車)
参加費 500円(AMネット・世界水フォーラム市民ネットワーク会員:無料)
殿界和夫さん(近畿水問題合同研究会)
水は私たちのところにどのようしてやってきて、どこへ去っていくのでしょうか。その先では何が起こっているのでしょうか。いつも何気なく使う水の出所、そしてその行き着く先は実は・・・・。思いを馳せましょう。私たちが使う水の源。
4. 森が育む命の水
2002/3/6(水)19:00〜21:00 エル大阪
(大阪地下鉄・天満橋または京阪・天満橋 下車)
参加費 500円(AMネット・世界水フォーラム市民ネットワーク会員:無料)
大手信人さん (京都大学大学院・農学研究科 森林水文学研究室)
森林と水の関係は長い長い時間を経て、その水が浄化され、湧き水などに姿を変えます。森林と水の関係はその保水力、水源涵養力だけではなく、水が地球上を循環する際、森林が持つ役割は私たちの想像以上のものがあります。私たちの生活の根本に関わっています。
5. 世界水フォーラム・プレシンポジウム 「水の自由化を考える」
2002/3/24(日)10:30〜17:00 大阪市立住まい情報センター3Fホール
大阪地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」下車すぐ(三井住友銀行の上)
参加費 一般1000円 学生500円(AMネット・世界水フォーラム市民ネットワーク会員:無料)第1部 ケース・スタディ
パブロ・ソロン (ソロン財団、ボリビア) 水の自由化により問題が起きた現地から
ノック・モントリ (Project for Ecological Recovery、タイ) 水資源法制定に伴う問題に取り組む
第2部 パネルディスカッション
モード・バーロ (Council of Canadians、カナダ) 水の商品化に反対しているカナダのNGO
世界水会議 世界水フォーラムを支えるシンクタンク
アジア開発銀行(交渉中) アジアの水問題に取り組む国際機関
世界銀行(交渉中) 水問題に取り組む国際機関
「世界水フォーラム」では逼迫する世界の水事情への対策を議論する場とされてきていますが、一方では一部の人間の利益を目的に「水の自由化」を推進しようとしている動きの指摘もあり、NGO/市民団体から強い懸念が示されてもいます。1年後に「世界水フォーラム」を控えて、今回のプレフォーラムは議論になっている「水の自由化」について、その論点を整理し、2003年の本会議での議論に繋げていく出発点にしていきたいと考えます。