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APECモニターNGOネットワーク 連続セミナー
共催:世界水フォーラム市民ネットワーク

「水に学び、水と生きる」

  世界水フォーラム・プレシンポジウム
 「水の自由化を考える」

3月24日(日)10:30〜17:00
場所:大阪市立住まい情報センター3Fホール
   大阪地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」下車すぐ
(三井住友銀行の上)



プログラムスピーカー

第1部 ケース・スタディ

ノック・モントリ (Project for Ecological Recovery、タイ) 水資源法制定に伴う問題に取り組む

パブロ・ソロン
 (ソロン財団、ボリビア)  水の自由化により問題が起きた現地から

第2部 パネルディスカッション

 モード・バーロ (Council of Canadians、カナダ) 水の商品化に反対しているカナダのNGO

 世界水会議           世界水フォーラムを支えるシンクタンク

 アジア開発銀行(交渉中)   アジアの水問題に取り組む国際機関

 世界銀行(交渉中)       水問題に取り組む国際機関      
       
会 場:大阪市立住まい情報センター3Fホール
   大阪地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」下車すぐ(三井住友銀行の上)

参加費:一般1000円 学生500円(AMネット・世界水フォーラム市民ネットワーク会員・無料)

●スケジュール
 
 10:00 受け付け開始
 10:30 開始 主催者あいさつ    新川さん
 10:35 第3回世界水フォーラム 事務局長 尾田栄章さん
 10:45 ケーススタディ・パブロ・サロン
 11:15 ケーススタディ・ノック・モントリ-
 11:55 ケーススタディ・殿界和夫さん
 12:15 昼休憩 
 13:10 シャル-ルイ ドゥ モデュイ(ヴィヴェンディ ウォーター会長顧問)
 13:40 モード・バロー
 14:10 休憩  
 14:25 ディスカッション    神田氏パネラーとして
 16:30 閉会のあいさつ    
 



 21世紀は水の世紀とも言われています。生命をはぐくむ水。その水資源が逼迫してきています。工業化、近代化、都市化、西洋化が推し進められた20世紀には、世界各地で水の汚染、水質が問題とされてきました。その問題が解決しないうちに、今世紀は水資源の量を巡っての争いが世界各地で頻発するのではと懸念されています。
 水資源が豊富と言われる日本においても、その将来は決して十全なものとは言えないでしょう。また、ダム開発の是非が問われてきているように、治水、利水などにおける近代技術も転換点に立っています。
 このような状況の下、1997年から3年おきに「世界水フォーラム」が開かれてきています。最初は1997年にモロッコのマラケシュで。2回めは2000年にオランダのハーグで。そして、その3回めの会合が1年半後の2003年3月に京都を中心に琵琶湖・淀川水系で開かれようとしています。「世界水フォーラム」では逼迫する世界の水事情への対策を議論する場とされてきていますが、一方では一部の人間の利益を目的に「水の自由化」を推進しようとしている動きの指摘もあり、NGO/市民団体から強い懸念が示されてもいます。1年後に「世界水フォーラム」を控えて、私たちは、水に対する市民の関心を高め、「世界水フォーラム」に関する情報を収集、分析し、「世界水フォーラム」への市民/NGOの参画を進めて行きます。今回のプレフォーラムは議論になっている「水の自由化」について、その論点を整理し、2003年の本会議での議論に繋げていく出発点にしていきたいと考えます。



第3回世界水フォーラム:2003年3月に京都・滋賀・大阪の琵琶湖・淀川で結ばれた流域で開かれる世界の水問題を考える国際会議。世界の人々の水問題に対する意識を高めることを目指し、フォーラム、閣僚級国際会議、水に関するフェアなどが催される。

*************************** お問い合わせ ***************************

■APECモニターNGOネットワーク(AMネット)事務局
TEL&FAX:06-4800-0888 (火曜、金曜日 午後13時〜17時)
メールアドレス: apec-ngo@mxa.mesh.ne.jp  
URL:http://www1.mesh.ne.jp/~apec-ngo

■世界水フォーラム市民ネットワーク(People’s Forum on Water)
TEL&FAX:075-381-7848 (月、水、金曜日 午後13〜17時)
メールアドレス: water_ngo@yahoo.co.jp
URL:http://www.jca.apc.org/~pfw/