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名古屋学生青年センター連続講座のご案内

━ 見えてきたもの・見えにくくなったもの ━
〜ひとつにつながる世界〜


    世界中がひとつにつながることをグローバリゼーションといいます。
それは富める者がますます富み、貧しい者がますます貧しくなっていく社会の仕組みを作り出しています。

私たちの目先の利益だけを追い求めることが、果たして誰に迷惑をかけているのか、そして、やがてはそのつけが自分たちや、自分たちの子や孫たちにとってどのようにしてまわってくるのでしょうか?
世界がひとつにつながっているからこそ、見えてきたもの、見えにくくなってきたものについて、暮らしの中から一緒に考えてみませんか。


第1回 「私たちの暮らしが脅かすもの 私たちの暮らしを脅かすもの」  
    講師:神田浩史さん・池住義憲さん       
    2004年4月17日(土)


★ 私たちのおカネ(預貯金、年金、税金など)は世界中で使われ、私たちが日常生活で使うもの
は世界中からやってきます。おカネやモノの動きを見ることで、私たちの暮らしがどれくらい世
界中と繋がっているのかを見ていき、21世紀の地球大の大きな課題である貧困、戦争、環境破
壊、人権侵害などと、日常生活との関係性について考えていきます。


第2回 「食べ物を世界中に依存する意味は?
―飽食の私たちと飢餓との因果関係―」   
    講師:神田浩史さん ファシリテーター:池住義憲さん
    2004年5月15日(土)


★ BSE、鳥インフルエンザ、遺伝子組換え作物。食べ物を世界中に依存していることが、私たちの
食生活を脅かしてきています。世界最大の食料輸入国のニッポンですが、「自由」貿易の名の下で、よりいっそうの食料輸入を食料輸出国から求められてきています。ところがニッポンが食料を更に輸入すると、8億人にものぼる飢餓人口が更に増えていく可能性が大です。こういったからくりを知り、飽食ニッポンに暮らす私たちの食生活を考えていきます。


第3回 「忍び寄った戦争みえますか?―いのちと社会を脅かす直接的暴力―」          
    講師:池住義憲さん             
    2004年6月26日(土)  


★ 有事法制三法(去年6月)とイラク特措法(同8月)の成立、そして去年12月下旬からは戦闘地域(戦地)であるイラクへの重武装した自衛隊の派兵・・・。今年になって有事法制七法案が国会で審議開始となり、憲法第九条改悪の動きが加速されています。「備えあれば憂い無し」、「国際協調」、「正当防衛」という言葉によって、見えにくくなっているものがありませんか?こうした巧妙なごまかしを見抜き、私たちにできることを考えていきます。


第4回 「商品化される命―命の源が商品になる―」           
    講師:神田浩史さん ファシリテーター:池住義憲さん  
    2004年9月25日(土)


★「自由」貿易の名の下で、あらゆるモノが商品化されてきています。命を救う薬も、特定の企業
の特許として生産が限定され、農産物の種子も特許化されると本来あった地域社会で使えなくな
ってしまいます。さらには、命の源・水までもが商品として扱われ、南米では「水は金のある方
に流れる」なる格言まで誕生しています。こういった現状を知り、商品化して良いモノ、いけな
いモノについて考えていきます。


講師プロフィール
     神田浩史さん:AMネット代表理事
    池住義憲さん:(国際民衆保健協議会)IPHC日本連絡事務所代表



時間 : 各回14:00〜16:00(13:00受付開始)
※14:00開始です。早めに受付をお済ませ下さい。

参加費:全4回で2,500円( 資料代 )1回のみの参加費700円
※ 参加費は当日お支払い下さい。

会場 : 名古屋学生青年センター・ホール・・・名古屋市昭和区宮東町260
       ※地下鉄名城線「名古屋大学駅」より徒歩5分

申し込みは電話、ファックス、e-mailで名古屋学生青年センターまでお願いします。
tel.052-781-0165 fax.052-781-4334
e-mail:nyc.chubu@nskk.org
           

申し込みフォーマット
申し込み日         2004年  月  日

フリガナ
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※ 全回参加できない方は、受講希望回をお書き下さい。