ITTO(国際熱帯木材機関)2000年目標とWTO(世界貿易機関)自由貿易体制を問う!
調査報告!
森林破壊の現場から〜インドネシア・マレーシアの違法商業伐採と大規模アブラやし農園開発〜
森林破壊が続く熱帯林。日本はインドネシアから大量の熱帯材を輸入し続けています。インドネシアでは、伐採が許可されていない地域での伐採、いわゆる違法伐採が、伐採全体の半分以上を占めていると言われています。それは保護されているはずの国立公園においてさえ、行われており、オランウータンで知られる多様な動植物が生息する貴重な生態系の脅威となっています。
野生のオランウータンは、今や25000頭以下に。また、急速に造成が進んでいるアブラやしプランテーションは、森林を大規模に皆伐することによって行われており、森林破壊の大きな原因となっています。日本と関係の深いインドネシアの森林伐採とオイルパームプランテーションの状況について、インドネシアで調査・政策提言を行っているNGOスタッフを招き、ビデオなどの映像を交えながら、お話しいただきます。
日時:
10月22日(日) 午後12:30〜16:30講演者:
ハプソロさん(Mr.Hapsoro)(テラパック:Telapak INDONESIA)西岡 良夫
(ウータン・森と生活を考える会)場所:
福島区民センター 301大阪市福島区吉野3−17−23 会場電話:06−6468−1771
アクセス:地下鉄・阪神「野田阪神駅」下車、地下鉄7番出口より西へ徒歩5分
JR環状線「野田」駅下車、徒歩10分
福島区役所の隣。
参加費:800円 (逐次通訳付き)
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問い合わせ*********APECモニターNGOネットワーク(AMネット)
TEL&FAX:
06−4800−0888大阪市北区国分寺1−7−14国分寺ビル6F
HP:
http://www1.mesh.ne.jp/~apec-ngoE-mail:
apec-ngo@mxa.mesh.ne.jp主催:
APECモニターNGOネットワーク(AMネット)熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
http://www.jca.apc.org/jatan/熱帯林行動ネットワーク名古屋
協力:
サラワク・キャンペーン委員会、ウータン・森と生活を考える会、熱帯林きょうと、名古屋NGOセンター
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テラパック(Telapak INDONESIA)は、1995年中旬に活動を開始し、1997年1月に法的存在として設立が認められたインドネシアのNGOである。テラパックは、ジャカルタの南の町、ボゴールに事務所を持っており、活動の目的は、天然資源管理問題を調査し、国家レベルと地域レベルの政策提言を行うとともに、地域のNGOやコミュニティーの資源管理者や発言者としての能力強化のために、それらの人々とともに活動している。現在、テラパックには、2つの主要なプログラムがあり、それらは、「陸上モニタリング・調査」と、「海洋モニタリング・調査」である。
●ハプソロ(Mr.Hapsoro)さん
は、テラパックの「陸上モニタリング・調査」のプログラム・コーディネータで、この「陸上モニタリング・調査」プログラムとして違法伐採キャンペーン、アブラやしキャンペーンを行っている。違法伐採に関するケーススタディをまとめたThe Final Cutという冊子に執筆、その続編のTanjung Puting国立公園での違法伐採に関する冊子を編集している。大学では林学を学び、現在は、テラパックの活動に参加している。
●国際熱帯木材機関
(ITTO:International Tropical Timber Organization)とは、国連貿易開発会議(UNCTAD)の下、商品取引協定の一部として行われた国際熱帯木材協定(ITTA)に基づいて設立された国際機関であり、本部は横浜市にある。ITTOは、2000年までに、持続可能な森林経営が行われた森林からの木材だけを貿易の対象にしようという、いわゆる2000年目標を掲げてきた。しかし、2000年となった現在においても、実際に行われている木材貿易には、人権侵害を引き起こしながら伐採されたものや、違法な伐採によって取得されてきたものが多く含まれているのが現状である。本年、10月30日から11月4日にかけて、本部の横浜において第29回理事会(ITTC)が行われる。
●世界貿易機関
(WTO:World Trade Organization)とは、1995年に設立された国際機関である。貿易の自由化を推進するプロモータであると同時に自由貿易の番人である。昨年99年12月にアメリカ合州国のシアトルでのNGO・市民による抗議活動のターゲットとなった。環境保全、人権保障、食品安全に関する政策でも、貿易を阻害するような場合、最も貿易に影響を与えないような方法で実施されなければ、「不必要な」貿易障害と判断し、そうした政策に修正を迫れる。また、「同一製品同一待遇」という原則に基づき、完成時点での品質的な違いがなければ、生産方法における違い(例えば、生産段階で環境や人権への配慮しているかどうか)によって輸入品を区別することは差別的だとして認めないとか、世界中の様々な安全基準の低位平準化によって「自由な」貿易を推進している。現在、農産物自由化交渉、(医療、教育、金融を含む)サービス自由化交渉が進められている。
★日程、時間など、ご都合がつかないという方と、何度も聞いてみたいという方
朗報!!他の会場もあります。どうぞ、ご参加ください。
【京都会場】 調査報告!森林破壊の現場から〜インドネシアの違法商業伐採と大規模アブラやし農園開発〜 日時: 10月23日(月) 午後6:30時〜 参加費:800円場所:京都プロボノセンター 会場電話:075−251−1393 寺町二条下ル ワカバヤシビル3F アクセス:地下鉄「京都市役所前」駅より徒歩5分 |
東京
では、10月20日(金) 午後18:45〜21:15国立オリンピック記念青少年総合センターのセンター棟513において行われます。東京会場での講演については、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)電話:03−3770−6308にお問い合わせください。
名古屋
でも10月21日(土)に行います。詳細はお問い合わせください。