======以下アキコ・フリッドさんからのメールの転載です。======

 

『コーデックスNGO世界行動への参加のお願い』

 

 来る3月25日から29日、千葉県幕張メッセにおいて「コーデックス委員会バイオテクノロジー応用食品特別部会・第2回会議」が開催されます。

 

 会議についての詳細:厚生労働省ホームページ 

 http://www.mhlw.go.jp/topics/index.html#iyaku

 

 昨年に引き続き、日本が議長国として開催する遺伝子組み換え食品についての重要な国際会議であり、私達市民もその内容に注目してゆかなければなりません。

 

 コーデックス規格は「食品の安全性」に関して国際的な基準や指針・勧告を策定するもので、日本で行われるバイオテクノロジー応用食品特別部会では遺伝子組み換え食品の安全性評価の方法について技術的な国際基準等を定めることとし、2003年にはコーデックス委員会総会に提出されます。 

 

 ともすれば先進国では国際規格や基準を歓迎しがちですが、その一方でWTOや緑の革命に象徴されるような、地域やそれぞれの国の文化などを無視した一元化を図る結果となり、更には環境破壊や人体への悪影響を生むもとともなります。

 

 この動きに対して、生物の多様性を守り、民族・文化の独自性を尊重し、安心して生活ができる人権の尊重を起点とした立場から、今回のコーデックス会議に向けた様々なNGO行動の取り組みを行っていきます。

 

 1)遺伝子組み換え食品の表示2)安全性の評価3)国際間の流通における問題について、市民・消費者の立場から意見を主張し、コーデックス・バイオテクノロジー応用食品特別部会に提言していきます。

 

 またこの間、次々と開発が進められている「遺伝子組み換えイネ」が日本やアジア各国で市場に出る寸前という状況の中、お米を主食とするアジアの国々と手を携え、遺伝子組み換えイネ阻止運動の連帯・交流も行っていきます。

 

 もしコーデックスにおいて安全性よりも利益優先の規格基準が採用された場合、私達は否応無しに遺伝子組み換えイネを食べることになるのでしょう。日本やアジアの「文化」でもある種子=イネを、取り返しのつかない状況に追いやってしまって良いのでしょうか?

 

 ぜひ、今回のコーデックスNGO行動実行委員会の趣旨にご賛同いただき、各企画へのご参加もお願いしたいと思います。

 またNGO行動を支える資金援助にも、多数のご協力をお願いいたします。

          

   コーデックスNGO行動実行委員会 代表:天笠啓祐

 

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 『NO!遺伝子組み換え食品・世界行動』 全日プログラム

 

 

 

★3月24日(土)「止めよう!遺伝子組み換えイネNGO集会」

 

 場所:豊島公会堂(JR池袋駅徒歩5分、TEL.03-3981-1009)(要資料代)

 時間:12:50〜開場

    13:15〜開会 

          講演「遺伝子組み換えイネとコーデックス委員会」

          講師:天笠啓祐氏

    13:45〜講演「コメの軌跡-機械化・化学化、減反、ハイテク化」

          講師:薄井清氏

    14:30〜パントマイム「遺伝子組み換えいらない」

          パント末吉氏

    15:00〜アジアからの報告

          「タイの農民運動から」ウィラポン・ソーパー氏

          「フィリピンの運動」アビゲイル・ヴェルディロ氏

    16:10 閉会

 

★3月25日(日)「止めよう!遺伝子組み換え・パレードで意思表明」

 

 場所:千葉県コーデックス幕張会議場周辺(参加無料)

 

   10:40 JR海浜幕張駅前集合

   11:00〜駅前公園にてミニ集会、歌:ヒューマン・ファーマーズ

   12:00〜幕張メッセ周辺をパレード

   13:00 解散

 

  パレードのシンボルカラーは「黄色」です。

  バンダナ、スカーフ、帽子等、黄色いものを身につけて

  参加していただけるといいですね。黄色の画用紙などに

  「NO!GMO」と書いたものなどでも構いません。

 

★3月26日(月)「止めよう!遺伝子組み換え・アジア交流会、今取り組むこと」

 

 場所:幕張ワールドビジネスガーデン大会議室(幕張メッセ向かい)

 時間:10:00〜16:00(参加無料)

 内容:タイ、フィリピン、韓国のNGOの皆さんと農業事情や

    遺伝子組み換えについて、また日本の検査運動等の情報を交換。

    昼食時にはコーデックス会議場から、各国NGOや政府デリゲー

    ションの皆さんに参加・交流していただく予定です。

    他に幾つかのグループに別れてワークショップなども行います。

    ゲスト:ヒューマン・ファーマーズ

    (当日「非組み換え弁当」の販売あります)

 

★3月28日(水)「鹿島港・つくば見学研修会」バスツアー

 

 集合: 7:45 JR新宿駅西口安田生命ビル前

 解散:17:30 同上

 

 鹿島港や農林水産省環境技術研究所を見学する予定です。

 詳細は実行委員会事務局までお問い合わせ下さい。

 費用は1人2500円、お弁当は800円(要予約)

 申し込み締め切りは3月15日です。

 

 

★3月30日(金)「コーデックス幕張会議報告会」

 

 場所:飯田橋セントラルプラザ17階1・2教室(地下鉄飯田橋駅上)

 時間:13:00〜16:30(参加無料)

 内容:コーデックス幕張会議参加者による会議報告

    報告予定者はコンシューマー・インターナショナル、グリーンピース、

    スウェーデン消費者連合、厚生労働省(交渉中)ほか。

 

★期間中の賛同団体によるイベントのご紹介

 

 「金を産む精子・卵子・胚」

  あなたは企業利益のために「無料提供」しますか?

 

 日時:3月25日(日)13:45〜17:00

 場所:御茶の水スクエアC館3階14号室

 参加費:1千円

 問い合わせ:DNA問題研究会 西村方 TEL.048-461-3606

 

 

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 「コーデックスNGO行動にご賛同いただける皆様へ」

 

 お振込は郵便振替にてお願いします。

 通信欄に必ず次の事をご記入下さい。

 ・コーデックスNGO行動賛同

 ・個人賛同(あれば所属グループ、団体名)か

  団体賛同(名称、代表者肩書き、氏名)かの明記

 ・領収書の有無

 ・賛同人の個人名、組織名、代表者名の公表の可・不可

 ・お名前、住所、電話番号、ファクス番号は正確にご記入下さい。

 

 賛同金:個人一口1千円、団体一口1万円(カンパも募集しています)

 振込先:口座名義 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

     口座番号 00100--727877

 

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 以上のお問い合わせは、

 「コーデックスNGO行動実行委員会」事務局担当:

 

 電話:03-5794-6861

 ファクス:03-3715-9378

 「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」事務局まで

 

 

 

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 遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示については、関係者からの意見聴取等を経て、「遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示について(平成12年7月13日)」(食品衛生調査会表示特別部会報告)がとりまとめられ、パブリックコメントの募集、WTOへの通報等を行い、平成12年12月26日に開催された食品衛生調査会常任委員会の審議を経て、同調査会から厚

生大臣あて意見具申がなされたところです。

 その概要は次のとおりとなっております。意見具申全体をご覧になりたい場合には、「意見具申」のクリックボタンを選択して下さい。

http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0301-3.html#iken

 

 

●関連リンク

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米国産日本向け食用トウモロコシに係る米国との合意事項について
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