Welcome to APEC Monitor NGO Network
AMネット、ウータン・森と生活を考える会、熱帯林きょうと、アジアボランティアセンター共催
シリーズ「海外の森林破壊と日本」
現在、日本は、世界でも最大級の林産物貿易の輸入大国です。同時に国内では、
広大な植林地が手入れもされないまま放置される一方で、こうした輸入林産物が大量に
大量に消費され、廃棄されています。これらの木々が、どのような環境の中で、
どのような役割を担っていたのかについて、なんら知ることないままに・・・。
こうした環境破壊は、地球温暖化をも加速しています。
今回は、海外の森林破壊に対してどのように日本が関わっているのか、どうすればこ
うした問題を回避できるのかを探っていきたいと思います。
第一回 森林の「自由」貿易による環境破壊
〜ロシア、北米からの報告
講 師:デービッド・ゴードンさん(Mr.David Gordon)
太平洋環境リソースセンター(米国)(PERC:Pacific Environment & Resources Center)
PERCは、環太平洋地域の森林保全のため、ロシア等からの丸太輸入による米国の
森林の害虫被害を防止する活動やロシアでの環境教育やNGOの支援、企業活動の
監視などを行うなどシベリヤや北米での活動とともに、林産物の貿易自由化による
環境影響を防止するためAPECでのアドボカシー活動を行っています。
ロシア原生林の伐採は、地域の砂漠化を進め、再び森林を甦らせることを困難に
してしまいます。丸太の輸入に対する日本の関税はほとんどゼロで、ロシアや北米から
大量に輸入されています。
ロシアでの森林伐採の現状とともに、北米での伐採や日米露間での貿易の現状
などについてお話していただきます。
【京都会場】 【大阪会場】
4月17日(土曜日) 4月18日(日曜日)
午後6時30分〜9時 午後2時〜5時
会 場:プロボノセンター 会 場:アジアボランティアセンター
アクセス:地下鉄京都市役所前より徒歩5分 アクセス:阪急梅田駅より茶屋町出口より徒歩3分
寺町二条下ル
会場電話:075-251-1393 会場電話:06-6376-3545
京都会場、大阪会場ともに参加費用:1,000円(資料込み・逐次訳付)
第二回 原生林の伐採と製紙業のためのチップ貿易
〜オーストラリアからの報告
講 師:田中純一さん(地球の友・金沢)
西南オーストラリアで、残された最後の1%の原生林が、日本へのチップ輸出の
ための伐採されているそうです。昨年、現地へ赴いた田中さんのお話と、日本の
国内での紙消費の現状などについてお話を聞きます。
詳細情報は、Western Australian Forest Allianceと
The Wilderness Society forests pages (どちらも英文)でチェック下さい。
【京都会場】(京都プロボノセンター) 【大阪会場】(アジアボランティアセンター)
5月22日(土曜日) 5月23日(日曜日)
午後2時〜5時 午後2時〜5時
京都会場、大阪会場ともに参加費用:1,000円(資料込み)
第三回 6月26日(土曜日) 午後1時〜5時
自由貿易と東南アジアの熱帯林
〜フィリピン、マレーシア、パプア・ニューギニアからの報告
講 師:関 良基さん(京都大学大学院農学研究科)
西岡良夫さん(ウータン・森と生活を考える会)
南洋材を求め東南アジアの伐採地域は、フィリピンからインドネシア、
マレーシアへと移動しました。現在はパプアニューギニアにまで及んでいます。
フィリピン現地で研究を行っている関さんと、ウータンの西岡さんにお話して
いただきます。
会場:アジアボランティアセンター
電話:06-6376-3545
参加費用:1,000円(資料込み)
アジアボランティアセンター(AVC) TEL:06-6376-3545
ウータン・森と生活を考える会 TEL&FAX:0722-52-0505
熱帯林きょうと TEL&FAX:075-752-0404
APECモニターNGOネットワーク(AMネット)TEL&FAX:06-4800-0888
Eメール:apec-ngo@mxa.meshnet.or.jp
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