◎学習会のお知らせ

  グローバリゼーションと医療崩壊
      -地域医療・外国人支援に取り組んで-

 看護士・介護士の人手不足が問題になっていますが、政府や財界には外国から人を入れることで人手不足を解決する動きがあり、昨年からインドネシアやフィリピンとの二国間協定に基づき、看護士・介護士が日本で働き始めています。
 途上国の労働者で人手不足を解消することは、低賃金や過酷な労働条件という根本的な問題を解決しないまま放置することにつながります。他方、フィリピンでは医師、看護士などが給料の高い海外に出て行き、病院が閉鎖に追い込まれています。そしてその結果、人々が適切な医療を受けることがますます難しくなっているのです。
 今回、このEPA(経済連携協定)によるフィリピンからの看護士・介護士受け入れの問題に対していち早く着目し、批判してこられた医師の色平哲郎さんを招き、外国人看護士・介護士受け入れを起点として途上国の貧困、日本に滞在している外国人の状況、地域医療などについて立ち止まって参加者の皆様と考える機会にしたいと思います。

■講師:色平哲郎さん
(内科医、佐久総合病院地域医療部地域ケア科医師。98年より南相木村の診療所長となる。外国人HIV感染者・発症者への「医職住」の生活支援、帰国支援を行うNPO「佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)の事務局長としても活動を続ける。

■日時:8月8日(土) 午後6〜8時

■場所:草津市民交流プラザ中会議室 
(JR南草津駅東口デッキ直結フェリエ5階)

地図フェリエ自体の駐車場はありませんが車はすぐ近くの市営駐車場に4時間無料で停められます。尚、JR南草津駅には新快速は停まりません。

■参加費:700円

■事前申し込み不要

■講演会後、色平さんを囲んで懇親会を行います。

主催:色平哲郎講演会@滋賀実行委員会
連絡先 堀池 E-mail: njrbf977@ybb.ne.jp
企画協力:NPO法人AMネット